産経新聞:大阪市労連 厚遇カット、厚顔な反発 なれあいの歴史、180億円削減策で破局(05/02/07)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050207-00000004-san-pol
◆「適法な交渉」
「何が厚遇や」。大阪市が職員厚遇問題で示した削減策をめぐり、今月四日夕から市役所で行われた団体交渉では組合員の怒号が廊下まで響き、翌五日未明まで紛糾した。「蜜月」とまでいわれた大阪市と組合の関係だが、市側が市労連との事前交渉なしに削減策を提示したことなどに対する反発が根強い。市は削減策を来年度予算から反映させる意向だが、難航が予想される。
市労連の嶋田道雄委員長らは四日の記者会見で、「現在の労働条件は適法な交渉に基づくもの」などと正当性を主張。掛け金を公費負担していた団体生命共済(削減効果額約七億円)▽制服としてのスーツの貸与(同約四億円)−の二項目を除き反対、もしくは再検討などを求める姿勢を示した。また、八木賢三書記長は会見で、厚遇が指摘される諸制度について「われわれも検討する余地はある」としつつ、「使用者(市側)が交付金を出さずに本当に正しい福利厚生ができるのか。実際に考えてみればあり得ないのではないか」とも述べた。
◆歴代市長を支援
公費乱脈問題が発覚するたびに、改革が行われてきたはずの大阪市だが「お手盛り」の歴史に自浄能力のなさが透けて見える。平成元年には市幹部らが大阪・北新地のラウンジで、職員やホステスと私的に飲食した代金を公費でまかなっていた行為が発覚。市民グループが起こした訴訟の中では、裁判長から「大阪市は規律が乱れ、通常の道義心を持つ人でも金銭感覚がまひし、公金を私的に使用していた」との厳しい指摘を受けた。
なれ合いの歴史は、中馬馨・元市長が初当選した昭和三十八年にさかのぼる。助役出身の中馬元市長は、同じ助役で市長の後継指名を受けた対立候補との激しい戦いを制したが、このときの大きな推進力となったのが市労連だった。以降、市労連は中馬元市長から関市長まで四十二年間、五人にわたって続く歴代の助役出身市長にとって最大の支援組織であり続け、市政運営にも影響力を持ってきた。
一九九〇年代に厳しい労使関係の見直しに着手したある財界関係者は、「官公庁は経営への危機意識が薄い。民間は、労組との見直しを命がけでやってきた。労組のトップも大変。経営状況を理解したら、今度は組合員を説得しなければならないがそんな気骨のあるトップはいるのだろうか」と指摘する。
怒りを越えて呆れ返るほどの、この「税金ドロ」市労連の厚顔無恥。労使交渉が成り立たないので、大阪市は労使交渉に合意がなくとも180億円の削減案を認められるよう条例改正に向けて動き出した。
朝日新聞:大阪市、条例改正に着手 職員給与など年180億円削減(05/02/08)
http://www.asahi.com/job/news/OSK200502070051.html
共同通信:“職員厚遇”めぐり平行線 大阪市と市労連(05/02/05)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050205-00000004-kyodo-soci
大阪日日新聞:労組、見直し案公表反発 大阪市(05/02/05)
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200502/news0205.html#02051






