毎日放送:■また京都市職員… ケースワーカーが横領で逮捕
また京都市職員の逮捕です。元ケースワーカーの職員が、63歳の女性から預かったキャッシュカードで、現金80万円を引き出した疑いで逮捕されました。京都市職員の在職中の犯罪での逮捕者は、今年16人目です。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、京都市北区役所の元職員・酒井順一容疑者(51)です。 酒井容疑者はケースワーカーをしていたおととし5月、当時63歳の女性から依頼され管理していたキャッシュカードを使い、現金80万円を不正に引き出し、横領した疑いです。 京都市は、これを含む492万円を着服した容疑で刑事告発していて、酒井容疑者は、「借金の返済に使った」と容疑を認めているということです。 「実は、酒井容疑者に横領疑惑が持ち上がったのは今回が初めてではありません。東山区役所でも生活保護費を不正に処理したとして、問題となっていました」(記者リポート) 酒井容疑者が、東山区役所でケースワーカーをしていた2003年5月から翌年3月にも、6世帯分の生活保護費など、あわせて107万円が支給されていなかったことが発覚。 京都市は横領容疑で告発しますが、嫌疑不十分で不起訴となりました。 市は、この問題が発覚した後も、転任先の北区役所で酒井容疑者にケースワーカーの仕事を続けさせたのです。 酒井容疑者は、2年前まで部落解放同盟の幹部だったということで、問題を追及してきた議員は、背景に特別扱いがあったのではないかと指摘します。 「不正が見つかった時点で処分できなかった、毅然とした対応ができなったということ。見て見ぬフリ。特別扱いだった」(共産党・倉林明子市議) これに対して市は― 「管理が甘いと言われればそれまでと思っております。団体の役員をしていたからといって業務上特別扱いしたということはないと思います」(京都市・山内清 生活福祉部長) 京都市の対応の甘さが、結果的にさらなる被害者を生んでしまった今回の事件。 当の酒井容疑者は今年4月、1,500万円の退職金を受け取って依願退職しています。 (12/04 19:32)






